とある 水道屋日記
Posted at 07/02/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
芦別水道凍結物語・・・
配管の中の水が凍ると体積が膨張し、この様に割れてしまします。
凍っているうちは水が出ませんが、部屋が暖まったり、気温が上がると、
氷が溶け、突然水が噴き出して来て、さあ大変! (た)
芦別も寒冷地のごたぶんにもれず、最低気温が零下15℃くらいまで下がる朝は、水道管や排水管が凍ることがあります。
「今日はシバレタネー。」と云う朝はだいたいそれくらい下がった時ですね。
そうすると、8時くらいから「水道がシバレタので直してー」と電話がかかってきます。
お伺いして、まずどこが凍っているかを見極めます。そして凍っていそうな場所に電気式の解氷機をあて、スイッチオン。熱くなりすぎないように注意しながら徐々に暖めて・・・(この間だいたい5分?10分かな?)微かな水の流れる音と共に滴ってきます。素直に水が蛇口から出てくれればOKですが、氷の溶けるのと同時にとんでもないところから水が噴き出て来て、水をかぶることもあるので、油断はできません。
壁や天井の奥から水の噴き出す音が聴こえることも・・・
たまに地下凍結で凍った地面を掘らなければならない時もあります。
室内配管では水よりお湯のほうがシバレやすいものですよ。
解氷方法もいろいろありますが、間違った方法でやると破裂させたり、加熱し過ぎて火が出たり、ハンダやシールテープが溶けて漏水したりと、かえって大変な事になることがありますので、ご注意!
それでも最近はめっきり少なくなりました。住宅事情が良くなったのと、地球温暖(灼熱)化のおかげ?
特に今年は芦別も暖冬で、まだ数件の依頼しかありません。 (た)