踏切で、ふと思う汽車の旅
Posted at 07/02/22 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
「シマッタ!、遮断機が閉まってしまった。」
・・・と、いきなり駄洒落で始まりましたが。
ここは、私が毎日通る踏切で、JR根室線、芦別駅より500mくらい上ったところです。
単線で本数もそれほど多くはないので、めったに止められませんが・・・。
(1両編成!)
「そう云えば最近汽車に乗らないなぁ!」
ここで「汽車」と書きましたが、芦別人は汽車(きしゃ)と言います、
都会では電車だとか、新玉川線(新玉線)だとか、東急線だとか言いますが、
田舎では、ジーゼル機関車なので電車ではありませんし、JR1本だけなので区別する必要がないのです。
たまに汽車に乗ってどこかへ行ってみたくなります。車窓の先の何かを見つけに・・・旅情の誘惑ですね。
そう云えば・・・
once apon a time… 国鉄(JRではありません!)を乗り継ぎ25時間掛けて東京から帰省してた時期がありました。
三軒茶屋を出て、上野発の夜行列車?♪19時15分の急行「八甲田」(しかも自由席)で東北本線を一路北へ、朝早く薄暗い頃に青森着、そのまま青函連絡船へ、♪津軽海峡冬景色?で波に揺られたあと函館発の急行に乗り、17時頃札幌経由で、18時頃滝川着、すこし待って各駅停車にて夜の19時頃芦別着・・・あぁ疲れた!
列車の旅は、4人のボックス席なので、いろんな人と出会いましたね。
お酒をおごってくれた札幌の絵描きの卵、音楽話しで夜を明かした武蔵野の音大生、ボサボサ頭をしていた東京女子大生、ちょっとかわいかった名古屋の高校生、「娘が作ってくれたけど食べきれないのでお兄さんたべる?」とおにぎりとシシャモとたくわんをくれたおばあさん(この時は本当にお腹が空いていたので涙が出るくらい嬉しかった!)などなど思い出せばきりがありません・・・
人との出会いのおもしろさを教えてくれた汽車の旅・・・
お金はなかったど・・・時間(と夢)はありあまるくらいあった時代の1コマです。
・・・今は、お金も時間もない(た)でした。